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機械製品に関する生産設備の製造大手となるクライアント様であり、施主様より施設の構想時点で興味深いコメントをこちらに残されたのが印象的です。
ひとつは周辺地区の交通の大動脈とも言える（高架となっている）国道23号線からの見え方について、高速で擦過する車両においても視線の引っ掛かりの様な所謂「アイコン」を求められたこと、それに加えて今後の求人難に対応すべき若手がここで強く働きたいと感じるようなメッセージ性を発するハードウエアであって欲しいと言う明快なものでした。

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街中で操業されるトヨタ系一次協力会社の郊外移転プロジェクトを一期工事及び二期工事を任せて頂きました。
一期においては切削加工棟を、二期においては鍛造棟を、と言う明確な用途の違いがあるなか最適な作業動線や将来の拡張計画などを折り込みながら広大な土地にマスタープランを描いて行きました。
施主の推薦に依るコンサルタント会社とのコラボに依り、大手ゼネコンと歩調を合せ緻密な実施計画に落とし込むことが出来た思い出深い案件です。

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地元の弁護士会からの推薦を受けた設計事務所20社程度で一次、二次と段階を踏んで熾烈なコンペとなった印象的な案件です。
提案時には敷地の与条件を克服する為にこの程度の規模の建物としては珍しいことにフラットスラブ（ボイドスラブ工法）を用いながら高さの制限をクリアした工夫が思い出されます。
背後に控える岡崎地方裁判所とのシンクロ効果を考えて格調を持った品のある表情を目指してその考えを受け入れられたプロジェクトとなりました。

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JAのでんまぁとと言えば先行して発注された安城西部店もコンペでしたがそれは設計事務所選定の為であったものの、当該案件についてはコスト高騰を抑える為に設計事務所と建設会社のタッグに依る混成軍団の勝負となりました。
結果、大手ゼネコンと組んだ弊社が受注をさせて頂きましたが、既設の施設を運営しながらの建物計画を進めることや大胆なコストマネージメント提案など弊社においても柔軟性を試されるような案件でした。

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そもそも設計者とクライアントは様々な巡り合い方や辿り着き方がありますが、この喫茶店のマスターが県道の拡幅に伴い建て替えを悩んでおられた時に弊社を推薦して下さったのは道路を隔てて道向かいにある弊社と関わりの深い企業様でした。
地域の方々に愛される建物を継承し何処かに懐かしさを残す為にシンボルとなって居た桜の木を工夫して配置計画を考えて居ます。
これまで店主と苦楽を共にして来た「歴史の証人」の様なあたかも存在として。
取り壊しの際には実は数十年も前に設計に関わって居た事実を知ったことも糸を紡ぐ大切さを痛感した次第です。

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薬事会社の推薦する設計事務所3社とのバトルとなったものの運良く仕事を任せて頂いたクリニックです。
何をおいても、施主様が自ら主導権を握る中で費用対効果の厳しい検討により通常では考えられないほどのコストバランスを有する施設が出来上がりました。
幸いにして地元の碧南市において開催される都市景観賞を受賞出来た全体においても見せるところはメリハリも付けたりした思い出深い施設であります。

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住宅にしては珍しくこれもコンペにより選定して頂いた案件です。
個人住宅は依頼者の嗜好性が極めて強く反映されるのでその意向をくみ取ることが要諦であることは論を待ちませんが、この時は“和風になり過ぎない程度でモダンなものを”と言うお施主さまからのリクエストであった様に記憶して居ます。
従前の建物をとても気に入っておられた様でもあり、ひと工夫加えて再現を試みたりあれこれ施主様と一緒に創り上げた幸せな体験でした。

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最終的には一括借りを希望する大手トヨタ系企業が入居されましたが、当初は賃貸する相手を特定せずに汎用的なビルを考えようと言う主旨で計画を進めたオーソドックスなビルと言えます。
入居されたテナントが所謂ＩＴ系の最たるものでソフトウエア開発の拠点となった為にインフラ等設備関係のスペック見直しを余儀なくされた体験を記憶してしており、その後の同類型の設計にかけがえのない経験を与えてくれたプロジェクトです。

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賃貸マンションと言うものは経済合理性を突き詰めて企画して行くものですが、殊この案件については最上階にオーナーズ住居を構えることが前提であったので入居者の層なども平常とは異なる視点で検討させて頂いたものであり、“見た目なども多少のステイタス性を！”と求められる中で個性的な外観を提案させて頂きました。ファイナンシャルを始めとして設計だけではない総合的な指揮権を頂いたやりがいの大きな物件でした。

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この施設は豊田地区に於ける施設を統廃合する為の新拠点として計画されて居ます。
営業所を併設しながら本来業務である電設資材のストックやデリバリーを如何に効率的に行なえるか？と言う点について、難しい高低差もあり法制限も厳しいロケーションながら最適な回答を苦労して探したものです。
こうした建物に機能性の追及と言う視点は欠かす訳には行きません。
地域に根差すリーディングカンパニーとしてシンボルとなるアイコン的な位置付けも持たせようと外見的にも少し努めてみた思い出に残るプロジェクトです。

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地元の信用金庫様からの依頼となり、当地区の中でも枢要な位置を占める支店の大規模改修を用命頂きました。
元のイメージがどうしても暗い印象を拭えなかった為にカーテンウォールと呼ばれるガラス面を前面に押し出して、CIなりコーポレイティッドカラーなどをガラス色などで折り込むことにより印象の刷新を図ったプロジェクトとなります。
刈谷と言う産業集積の町である性格上メタリックな素材も使いクールに感じる様に務めました。